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新婦の母になり、感じたこと☆

ブログの更新も滞っちゃって・・・。
毎日が慌しく過ぎていく中で、昨日【新婦の母】のお役目が終わりました。
今の私の年で、この役が終わっちゃうなんてまったく予想してなかったというのが正直なところ。
で、本当に終わったの? というのが、一晩過ごして感じている正直な気持ちです。

今日は、ちょっと長くなるブログになりそうですが、新婦の母になって感じたことを書いてみようかと思います。

娘から結婚したいという話を聞いたのは、今年の春先あたり。
私の中では、まだまだ先のことだろう・・と思っていたし、数年あるとばかり思っていました。

でも、若い二人のスピードは予想以上に早く、気が付いたら年内に結婚します!
さぁ・・。結婚式・・どうする?って話に進んだのです。

娘、4歳目前のころ

私の中では、まだ学生の頃から抜け出せていない娘でしたが、血を争えない決断力で色々なことが決まっていきます。

最初。 海外で二人だけで挙式してくる。 と言っていました。
今の若いカップルは、このパターンがとても多いかと思います。
あと、結婚式挙げない。 というパターン。

うちもそうですが、色々な事情がありますものね。

一言で、どれが正解っていうこともなく、それぞれのご家庭で笑顔で過ごせれば、それが一番かなぁ・・と、個人的には思っています。

海外挙式から、結婚式を挙げることになったのですが、私が娘に伝えたことはこのことだけ。

”二人だけで海外で挙式してきても良いよ。でもね、ちゃんとご親戚にはご挨拶しないと。
何かあったとき、お父さん、お母さんだけではどうにもならないことも出てくるかもしれないし、
何かあった時に助け合える関係を大事にしなきゃね。”

このあと、二人で色々と話をして結局は結婚式を挙げることになりました。

会社の先輩の結婚式に呼ばれたことがある娘は、結婚式の良さも知っていましたが、自分達世代にかかる負担の大きさも痛感してました。
女の子が結婚式に呼ばれると、御祝儀に3万円、衣装を借りたり、ヘアアレンジしてもらったり、そこに2次会が加わると、5万円くらいの出費になります。

娘達は、みんなでお祝いしてもらいたいけれど、負担はかけたくない。
私達の結婚式で5万円近くかけさせるのは嫌だ。 という答えを出したんですね。

そこで、選んだのが ”挙式だけ出席してもらう” というスタイルです。

挙式には学生時代からの友人が20名以上駆けつけてくれました。
まるで同窓会のような雰囲気。
久しぶりの再会を楽しんでいるお友達の姿を見られて、これは私も嬉しかったです。

挙式後、ガーデンセレモニーではブーケトスをして一番仲の良いお友達がゲット!
幸せの連鎖が繋がって欲しいところです。

次に、新郎の友人へのサプライズで 黒龍大吟醸をかけてのお酒プルズ☆
これもとても面白く、楽しんでいただけたかな^^

お酒プルズ

ガーデンセレモニーが終わると、友人の皆さんはお帰りになったり二次会の準備してくれたり。
ここだけの参加だと、お祝いもほんの気持ちだけで十分なので負担がとても少なくて済むんです。

その後、親族と友人代表数人による食事会。
披露宴と言うより、一緒に食事をしながら交流していく。そんな会です。

横で出席していた母が、”昔みたいに、歌を歌えとかそんなの無いからゆっくり食事もできて楽しめるからいいね” と。

これから新しい家族が増え、親族同士も初めて顔を合わす方がほとんど。
歌うより、色々なお話ができて私もとても嬉しかったです。

フルーツをたっぷり

各テーブルを回って、フルーツ酒のフルーツを詰め込んでもらいました。
小さなゲストでも大丈夫。 一生懸命詰め込んでくれましたよ。

ボディジュエル

前撮りのときとは、ちょっとアレンジ変えましたが、私ができるせめてものプレゼント。
何もできないけれど、せめてこれくらいは!!

和やかなムードで時間は進んでいきました。

このあと、友人達との二次会が二人を待っています。
二次会から参加の友人もいるので、とても盛り上がったんじゃないでしょうか?

新婦の意向で、お涙頂戴ってものは全てカット!(笑)
私もぐっと堪えて頑張りました。


子供の結婚が決まると、今までとは違って何だか落ち着かなくなりますね。
初めてのことで、まさか自分がここまで落ち着かなくなるとは思っていませんでした。

そして、何より頭をよぎるのは ”お金がかかる” と言うことじゃないかなぁ・・と。

うちの場合は結婚式に関しては、すべて子供達で準備してきました。

お金をかけようと思えば、いくらでもかけれます。
素敵なドレスも、たくさんの演出も。

若い二人が選んだことは、 身の丈にあった結婚式 でした。
もっと色々とやりたいんじゃないの? ってきいたら、

”僕達まだ若いし、できるだけのことで十分なんです。
結婚式できるだけで十分幸せなんです”

この言葉を聞いたとき、良い相手とご縁を頂けて本当に良かったなぁとシミジミ。

今の若い人は、結婚式=お金がかかる の方程式ができていて、
だったら、結婚式挙げなくてその分旅行したい。これからの生活に当てたいとか、そういう気持ちが強いとききました。
ん~。 どうなんだろう。。 でもこのタイミングを逃したら、ずっとご両親にも感謝の気持ちも伝えられず、新しいご親族とも仲良くなれないんじゃないかなぁ。
お友達とも、久しぶりに会える機会だしね。

親御さんにとっても子供の結婚となると、大金が飛んでいく感じで落ち着かないかも・・・。
昔ながらの結婚式も、もちろん素敵なことですし、伝統を残し伝えるということもありますものね。
でも、無理して結婚式を挙げる ということに対しては、今の時代では消極的なのかもしれません。
結果、一切何もしない。 とか、極端な結論になっちゃうことがあるのかも。。

結婚式は、両家を繋ぐ大切な日。

誰かに対して、見栄を張るとか、そんなこと関係なく、これから始まる新しい絆の第一歩だと思います。

昨日の結婚式で、結婚式っていいなぁ~と一人でも多くの若いこれからの子が思ってくれるといいな。
幸せの連鎖が続きますように・・・☆

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